上司への「ほうれんそう」で良好な職場関係を築こう!

入社してから暫くは、自分で仕事を見つけることよりも、上司や先輩から与えられる仕事をこなすことが多いでしょう。そうなると欠かせないのが、仕事を指示した人とのコミュニケーションです。その仕事に関しては、上司や先輩への「ほうれんそう」を疎かにしてはいけません。

・「ほうれんそう」とは何か

小学校のスローガンにも、言葉の頭文字をつなげたものがあったでしょう。「おはよう」「ありがとう」「失礼します」「すいません」の「おあしす」などは有名ですね。「ほうれんそう」は3つの言葉の頭文字をつなげたもので、「報告(ほう)「連絡(れん)「相談(そう)」がキーワードになっています。いずれも意思の伝達や仕事の進捗状況などを伝えるために必要な事柄で、自分は勿論、仕事を任せた人もその仕事がどのように、どこまで進んだかを把握することができます。

①報告の「ほう」:仕事は任された側だけでなく、任せた側にも管理・監督責任のあるものが多く、その仕事がどういう状況になっているかを把握しなければいけません。任せた側(上司や先輩)が仕事の進み具合を知るためには、任された側(部下や後輩)からの報告が必要です。「あの仕事はどうなった?」と訊かれる前に、また訊かれたときにきちんと報告できるようにしておくことは、仕事を進める上でとても重要な事柄です。

②連絡の「れん」:仕事を進めていくうちに、相手方から上司宛てへのメッセージなどを伝えられることがあります。また、自分の体調が思わしくなかったり、先々で仕事に影響のある予定についてなどは事前に連絡しておくことでトラブルを回避することができます。

③相談の「そう」:仕事でどう動いたらいいのか自己判断できない場合や、単純に何をしたらいいのか判らないことがあったときには、一人で抱え込まないようにしましょう。相談をすることによって前に進むことも大切です。「聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥」という格言もあるくらいですから、人から教わり、自分の経験や知識として身に着けていくことも、仕事をする上では欠かせないコミュニケーションのひとつです。

・「一を聞いて十を知る」、応用力を磨こう!

「解らないことは訊け」と書きましたが、同じことを何度も訊いたりしない努力や、訊いたことを応用して別のことに活用することも大切です。「それ、前にも教えたぞ!」とか「この前教えたことを考えれば解るだろ!」と思われるようになってはいけません。上司も先輩も自分の仕事を持ちながら、あなたへの仕事をアシストするわけですから、「また同じ質問してきたな」ということになると、評価が下がってしまうのは仕方がないでしょう。「ひとつの事柄を訊いて、十の事柄に活かす」。訊いたことだけをこなすのではなく、応用力を磨いて「できる人」を目指しましょう。