「僕?お父さん?社長さん?」仕事上では何と言う?

社会人になると、「自分」<「家族」<「会社」と属するフィールドが広がります。自分のこと、家族のこと、社内の人のことはどう呼べばいいのかも知っておきたい事柄です。

・「自分個人」は『私』が無難

自分自身については、男女問わず『私(わたし・わたくし)』がベストです。女性には抵抗がないかもしれませんが、男性でも目上の人や顧客に対して『ぼく』や『俺』とは言ってはいけません。『ぼく』は幼稚、『俺』は上から目線になってしまいます。大人の男性として、『わたし』と自然に言えるのが理想です。

・「家族」は続柄そのもので

自分の家族を「お父さん」「おじいちゃん」と話す社会人がいますが、マナーとしてはバツです。上司や取引先の人と話すときは、「父・母」「祖父・祖母」「おじ・おば」「兄・姉・弟・妹」と自分との関係をそのまま言うようにします。上司に「俺のじいちゃんさぁ~」なんて言っちゃダメですよ(笑)

・「社内の人」も「名前まで」

難しいのが「上司を社外の人にどう言うか」です。いや、難しくもないんですが(笑)。取引先や来客に対して、「係長さんは外出中です」というのはNG。自分の会社の人は社長から新入社員まで、全員「呼び捨て」でOKです。「山田は席を外しております」とか「田中は本日お休みを頂いております」という感じです。

・まとめ…自分に近い関係者は、自分に遠い関係者に対して「尊敬しない」言葉を使う

読んでいて気づかれた方もいらっしゃると思います。会話に出てくる人物が、話し相手よりも身近か疎遠かで言葉遣いが変わるわけです。いくつかの例で確認しましょう。

【会社の人と家族の話をする】…自分に近い「家族」のことを、「家族より関係の遠い会社の人」に話すので、「父」とか「母」と言います。
【家族に上司の話をする】…上の逆パターンです。上司である「山田係長」のことを、家族に「山田は」とは言いませんよね?「山田さんは」とか「係長は」と言います。
【お客様に自分の話をする】…自分より自分に遠い(当たり前ですが)人には「私は」と言います。お客様に「俺は」とは言ってはいけません!

もう一度書きますが、自分<家族<社内と「自分の身内」の範囲が広がります。その順番さえ理解していれば、誰をどう言えばいいのか解ってきますよ。