「無礼講」の意味を知って、失敗を回避しよう!

忘年会や新年会など、社内の人間が一同に会して行なわれる「お酒の席」。ここで上司から「今日は無礼講で」と言われることがありますが、部下にとっては厄介な言葉だったりします。「無礼講」の意味と上司への対応を履き違えると、「無礼講」なのに「無礼な奴め!」と思われかねないからなんです。

そもそも「無礼講」とは、役職や身分の上下を忘れて宴を楽しむことを意味しています。つまり、社長も一般社員も同じ立場で酒食を愉しもう!という言葉のはずなのですが、そこにも「最低限のマナー」はついて回ると考えるべきです。

「身分の上下を忘れて愉しむ」の意味を勘違いして、「おう、係長!飲め飲め!」と部下がやったらどうなるかはわかりますよね?「愉しむ」という言葉の中に、「ある程度のマナーを守って」が含まれることは言うまでもないことなんです。この場合、「自分は愉しい」かもしれないけれど、絡まれた「係長は愉しくない」ことまで考えが回っていないのが大きなミスです。

では、いつも通りにかしこまっていればいいのかというと、そうもいかないのが厄介なんです。「無礼講だと言っているのだから、かしこまってばかりではダメ」ということですね。普段仕事中にはできないような会話を上司としてみる(腹を割って話す、まではいかなくても)、上司と一緒に『愉しむ』ことが肝心なんです。

「無礼講」で失敗するのは、「自分だけ愉しければいい」と考えて先輩や上司など周りに絡む人と、性格もあるのでしょうが、警戒しすぎておとなしくし過ぎて興を削いでしまう人の2パターンです。「役職を忘れて、自分もみんなも愉しむ」のが「無礼講」の本当の意味であることを忘れずに、特に上司・上役に対しては「愉しんでもらう」ことも考えて行動しましょう。