意外?自己紹介は短い方が印象に残る!!

これから、新人歓迎会での阿部くんと遠藤さんの自己紹介を書いていきます。2人のスピーチを聴いて、どちらが印象に残ったかを考えてみてください。

・営業に配属されたの阿部くんの自己紹介

『本日付で営業課に配属となりました阿部と申します。私は鹿児島生まれで、小学校を卒業と同時に家族で東京へ引っ越してきました。大学では経済学を専攻し、市場原理主義経済の現状と今後についての研究をしてきました。趣味はサッカー観戦で、間もなく始まるワールドカップが楽しみです。座右の銘は「質実剛健」です。未熟者で至らない点が多々あると思いますが、ご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。』

・経理に配属された遠藤さんの自己紹介

『本日から経理課に配属されました遠藤と申します。未熟者ですが、よろしくお願い致します。』

いかがでしょうか。皆さんは阿部くんと遠藤さんのどちらの挨拶にインパクトを覚えましたか?

・挨拶は短く最低限にまとめる方がパンチが効く

20年以上前、筆者が採用された全国規模の企業は、東京で全国の新入社員研修を行なっていました。123人が自己PRとして、阿部くんや遠藤さんのようなスピーチをさせられたのですが、そのときの1人が、『東京の松田(仮名)です。』と一言で終わらせたんですね。私を含むほかの人はあれこれ話していましたが、20年以上経って覚えているスピーチは東京の松田くんのものだけです。『あ、東京の松田くんって凄い短いスピーチした人がいたな』と今でも思い返すことがあります。

また、ある年に優勝したプロ野球チームのインタビューでも、インパクトのあるシーンがありました。監督と主力選手がひな壇に座って、順番にコメントしていくものでしたが、5人目くらいから時間がなくなってしまい、「後の方は短めでお願いします」と注文が入りました。その中で、ある主力選手が、「ウッス!」とだけコメントし、その場は大爆笑。見ているこちらも大爆笑でした。他の選手が何を話していたかは、今は覚えていませんが、その「ウッス!」だけは今後も忘れることはないでしょう。

どちらも極端な例ではありますが、インパクトを与えるという点では非常に有効なスピーチだったことは、記憶に残っているのが彼らだけということからも解りますね。自分をアピールするには、まずは強烈なインパクトのある自己紹介から、ということです。

・覚えていますか?

この文章を読んでいただき、ありがとうございました。最後に一つ質問ですが、例に出した阿部くんの「出身地、趣味、座右の銘」を上の文を見ないで答えられますか?(笑)